フロアコーティングが剥れる!?原因は?補修はどうする?
フロアコーティングを施工した床をじっくりと観察していると、剥れている部分に気がつくこともあるはずです。こちらではフロアコーティングが剥れてしまう原因を説明して、補修するための方法も紹介します。
原因を知ればピカピカな状態を長持ちさせられますし、補修の方法を知れば新築のときのようなキレイさを取り戻せるはずです。
取り扱い方法の間違いは剥れの原因となる
フロアコーティングの施工が完璧におこなわれているのなら、普通に使っていればダメージを与えることはないでしょう。しかし、本来は使ってはいけない洗剤を使ったり、掃除機のキャスターで負荷をかけたりするとダメージの原因となります。
もしピカピカな状態を保たせたいと考えているのなら、コーティング剤の特性を知って、ダメージを与えてしまう原因を取り除きましょう。ただし、大事にしていてもコーティング剤に設定されている耐用年数が過ぎてしまうと、剥れやすくなってしまいます。
耐用年数を過ぎているのなら、今は無事でもいずれはダメージが目立ってしまうのを覚悟しておきましょう。耐用年数については、住み始めたときや施工してもらったときに説明を受けているはずです。
ペットを飼っているのなら傷みが早くなることも
人間が床を歩くときには、素足ではなくスリッパや靴下をはいていることが多いでしょう。そのため、床に対するダメージは大きなものではないので、耐用年数通りにフロアコーティングが機能してくれる可能性が高いです。
しかし、ペットを飼っているのなら、人間とは比べものにならないダメージを床に与えることになるので注意が必要です。例えば、犬を飼っているのなら、床を歩くときに爪がカチカチと当たってしまい、それなりのキズができてしまいます。体重が軽い小型犬ならば大丈夫だと考えるかもしれませんが、小さく細かいキズが無数に付いてしまいます。
犬の爪には血管が通っているので、すべて切ることができないため当然のことだといえるでしょう。それに加えて、尿や糞を床にしてしまったときも、フロアコーティングに大きなダメージを与えてしまいます。早く拭き取れば問題ないですが、犬をお留守番させている家庭の場合は、すぐにキレイにすることは難しいでしょう。
もし、爪でキズが付いたところに尿や糞をしてしまったら、染み込んでしまいシミの原因にもなってしまいます。ペットとの生活は楽しいものですが、自宅を自由に移動させるなら、フロアコーティングの一部が剥れる原因となるのは確かだといえるでしょう。
補修したいなら新たにフロアコーティングを頼もう
フロアコーティングが剥れてしまった場合は、素人では対処することはできません。ワックスくらいならDIYでおこなえるでしょうが、コーティング剤のようにしっかりと膜を張ってくれるわけではないため、期待していた効果を得ることはできないでしょう。
業者ならば、素人にはできないプロのワザで施工をおこなってくれるので、剥れをなかったことにしてくれます。ちなみに、問題の箇所だけを補修してもらうこともできますが、どうせならばすべてに施工してもらったほうがよいです。そうすれば、剥れだけではなくほかのダメージを受けた部分もしっかりと補修してもらえるので、驚くほどピカピカになります。
なお、現在利用しているコーティング剤と同じものを施工してもらう必要はないです。施工されているものを取り除いてから、作業を始めてくれるので、好きなコーティング剤を選ぶようにしましょう。より美しく輝くものや滑りにくいものなどさまざまなコーティング剤が用意されているため、完璧な床を手に入れたいのならしっかりと選定しなければいけません。
もちろん、自分一人で決める必要はなく、業者のスタッフと話し合いながら適切なものを選べます。ただし、フロアコーティングが剥れてしまい、床にキズが付いてしまっている場合もあるはずです。その場合、そのままコーティング剤で施工しても、キズのない床にはなりません。
キズが付いたピカピカの床になるだけなので、できるのならキズを補修してもらったうえで施工をしてもらいましょう。キズ補修後の施工サービスをおこなっている業者も多いため、理想とする床にしてもらうのは難しくはないです。
フロアコーティングの剥れの原因は、利用方法の間違いや耐用年数の超過、そしてペットの爪などが代表的なものです。どのようなことがダメージの原因になっているのか知れば、きれいな床をいつまでも保てるので調べることから始めましょう。
なお、補修する一番確かな方法は、新たにフロアコーティングを業者に依頼することです。業者ならば、付いてしまったキズの補修も可能ですし、ペットに強いコーティング剤を選ぶことだって可能です。プロのワザでピカピカにしてもらえるので、ダメージがある床が嫌ならば、さっそく仕事を頼みましょう。