ガラスコーティングの特徴は?メリット・デメリットを解説!
コーディングの種類の中でも人気の高いのが、ガラスコーティングです。このガラスコーティングはどのような特徴があるのでしょうか。この記事では、ガラスコーティングにするメリットやデメリットと合わせて解説します。これからガラスコーティングをしようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ガラスコーティングの特徴は?
まずガラスコーティングとは、フロアコーティングの一種です。床にかけるコーティング材はいくつか種類があるのですが、そのうちの1つがガラスコーティングとなります。その名の通りガラスのように薄い透明なコーティングが施されるのですが、実際にガラスがコーティングされるわけではありません。
あくまでガラス系コーティングの一種で、実際にコーティングされるのは薄い膜です。薄い膜とはいえどもそのコーティング力はお墨付で、ガラスコーティングはさまざまなマンションや企業に取り入れられています。
ガラスの他にもウレタンやシリコン、UVなどいくつか種類がありますが、ガラスコーティングを選択する施工業者も多く、最も売れているコーティング剤といっても過言ではないでしょう。とはいえガラスコーティングにもメリット・デメリットはあります。これからどのコーティングにするか悩んでいる方は、メリットとデメリットを比較した上で決めてみてください。
ガラスコーティングを施すメリット
ガラスコーティングは非常に硬度で傷に強い上に、光沢が少なく抑えられているため、傷付いても傷が目立ちにくいという利点があります。非常に扱いやすいコーティング材にもかかわらず金額も安価で済ませられることから、費用を抑えたい時にもちょうどよい仕様になっています。施工原価は作業費を含めても他のコーティング材とは比べものになりません。
どの業者でもメインのコーティング材として大抵取扱いがあるので、依頼もしやすいでしょう。ガラスコーティングは、もともとの素材のよさをそのまま残しながら傷が付きにくいようにケアをするコーティング材のため、床の素材のよさを殺さずに守れるコーティング材を探している方にもぴったりです。床の素材にこだわりの木材を使っている、柄が素敵な床材を利用しているなど、デザインを邪魔したくないときにも向いています。ガラスという名前が付くだけあって透明感が他のコーティング材とは違うため、フローリングの外観にあまり変化を出したくない方にもおすすめです。
また、ガラスコーティングは粗や汚れが目立ちにくいことも嬉しいポイントです。光沢が低い分、ホコリやゴミの混入などもほとんどわからないので、UVやシリコンに比べてダメージが目立ちにくいでしょう。
このようにガラスコーティングは、見た目のよさとコストパフォーマンスのよさが非常に均等の取れているコーティング材ということが、ガラスコーティングの人気のポイントです。どのメーカーでも扱われているタイプのコーティング材のため、コーティングの種類で業者を選ばないといけなくなるようなこともありません。「できるだけ予算にあった業者を選びたいけれど、ガラスコーティングを取り扱っている業者じゃないから諦めないといけない」ということはまず起こらないので、安心して依頼できるでしょう。
ガラスコーティングを施すデメリット
ガラスコーティングはこのようにメリット多数なコーティング材である反面、デメリットもいくつかあります。
まず、塩素系の洗剤や薬品を使うとコーティングが溶ける可能性があるということです。ガラスコーティングに限ったことではありませんが、他のコーティングに比べてより溶けやすく、一部だけガラスコーティングが剥がれてしまったという事例はよくあります。塩素系の洗剤というと、キッチンで利用する漂白剤などが含まれているため、ちょっとした拍子に床にこぼれてしまわないように注意が必要です。床にこぼれやすそうなときには、マットを引いておいた方が無難でしょう。
次に、滑りやすいという点が難点としてあげられます。ガラスコーティングはツルツルと滑りやすいので、ペットや小さなお子さまなどが転倒する可能性が高いです。歩きやすさを重視したいということであれば、ガラスコーティングは避けた方が安心でしょう。
そして、床との密着力が弱く剥がれやすいこともデメリットとしてあげられます。ガラスコーティングはできるだけ薄い膜を張るために、下地材などを使わずに床に使用することから、時間経過とともに一部だけ剥がれてきてしまうことがあるのです。業者が優秀であれば滅多に剥がれることはありませんが、業者が工法に疎い場合、数ヶ月でコーティングが剥がれてきてしまうことがあるでしょう。
まとめ
ガラスコーティングは、メリットもあればデメリットもあります。しかし、どの業者でも大抵取扱っているタイプのコーティング材なので、抵の企業で依頼ができるでしょう。ただし技術が未熟な業者に任せてしまうと、コーティングが簡単に剥がれる可能性があるため充分注意が必要です。